浜田には、明治31年7月に歩兵第21連隊が広島より移駐しました。連隊移駐以来招魂祭が斎行されてきましたが、大正の終わり頃より招魂社建立の声が上がり、昭和11年6月県招魂社建立奉賛会のもと造営工事が始まり、浜田城址に昭和十三年竣工、同年11月12日に浜田招魂社として鎮座祭が行われました。
昭和14年濱田護國神社となり、明治以来の国事・事変・戦争で一身を捧げられた、石見地方(大田市より鹿足郡まで)出身の、23,000柱の御英霊の御霊をお祀り申し上げております。
戦後一時期亀山神社と社名を改称することを余儀なくされましたが、昭和28年12月9日濱田護國神社と復称し、昭和36年7月1日神社本庁の別表神社に加列され、ご遺族・崇敬者を中心に県民の厚い尊崇をうけ、祭典を厳修し現在にいたっています。